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「パブリシティ」

中国の政府系情報発信メディアである「東方ネット」の取材をうけた記事が下記のHPに紹介されました。過去ログとして掲載されています。

http://jp.eastday.com/node2/node3/node17/index.html

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「日本と中国がWin−Winの関係を構築できる道がある」
2004/11/17 9:16


記事詳細

 上海と横浜は1987年に友好都市関係が締結されて以来、企業や民間レベルでの交流が活発に行われている。今回の訪日の機に、横浜市戸塚区にある株式会社E-CHALLENGEを訪ねて、同社の代表取締役である西井一博氏(58歳)に話を聞いた。同氏は民間人としても横浜かもめサッカースポーツクラブのコーチとして子供たちや父兄と共に上海を訪問した経験も持つ草の根的な活動家で仕事やスポーツを通じた中国での友人も多く様々な分野の人脈も豊富である。

――15年ぶりに横浜を訪問しました。中華街は余り変わらないですが、周辺には新しい高層ビルがそびえ立っていますね?

 そうですね。私は横浜に移り住んで15年以上経ちます。中華街には良く出かけます。今日行った上海料理店の三和楼などもいいですね。今も昔ながらのおいしい味といい雰囲気を保っていますね。ここ戸塚から東方に見えるのはみなと未来地区です。ここで一番の超高層ビルは70階、高さ296mのランドマークタワーです。戸塚からも晴れた日には富士山(高さ3776m)が綺麗に見えますが、地上69階の日本一高い展望フロアーからは360度の景色が眺望でき迫力満点です。横浜市は将来の拠点として、2つの都心(横浜と新横浜)及び戸塚を含む5つの副都心計画を進めています。今日見られたように戸塚駅前では再開発が始まっています。東京や都心への交通の便も良く、1時間程度で行けます。ご覧の様に我が社の周りにも緑が多く、住むにも働くにもとってもいいところです。

――日本経済は消費の伸びが上向き、全体的に底を脱しつつあると思われますが、横浜はどうですか?

 横浜は東京に次いで日本で第2番目の大都市です。人口は約350万人います。東京再集中で横浜は生活都市とか、東京の支店経済との評価が高いようですが、地価が安くてインフラも充実しているので、最近では日産自動車が発祥の地である横浜へ本社を移すことを決めました。なんと言っても技術やノウハウを持った元気のある中小企業が多いですよ。私は神奈川県内の起業家で組織している神奈川起業家ネットワークの会員です。この会は起業家、又は起業を目指す人々を様々な側面から支援することで社会に貢献しているネットワークです。会員相互の情報交換だけでなく、お互いの得意分野を生かし、ビジネスパートナーとして組んだり、実際のプロジェクトを実行したりしています。お互いに支援しあって相乗効果を出し、Win−Winの関係が出来るように活動しています。

 又、会員は毎週1回夜集まって勉強会や交流会をしています。そのほかにも創業や異業種進出を目指すメンバーが集まってアントレ交流会や創業塾OB会などを組織して同様の活動をしています。会議の後は酒を酌み交わし、夢を語り合い鋭気を養っています。このように横浜には独自の技術やノウハウを持った人材、サービス精神が旺盛で熱い夢を持った現役のアントレプレナーやその予備軍がたくさんいます。御存知のように横浜は海に開かれています。閉鎖された社会を嫌い、新風を吹き込む気概あふれる仲間が沢山います。一人一人の力は小さいけれど一風のさわやかな空気の流れがきれいな環境を生み出すのです。発想に行き詰った時は忙しくても意識してそういう会合に出かけます。そうすると自分とは違う切り口でものを見ている会員に出会います。そういう仲間に刺激されてエネルギーをもらったり、面白い発想が生まれたりします。モラルの維持やモチベーションアップにもなりますね。すでに上海をはじめ中国や海外に進出したり、ビジネスをしている人もいるし、これから計画をしている仲間もいるので楽しみです。

――代表取締役は、これまで何回上海を訪問しましたか?どんな印象をもっていますか?

 5回ほどあります。10年以上前に訪問した時と最近では格段の違いを感じます。中国の中でも上海は一番活気があります。エネルギッシュな町ですね。町ですれ違う人の顔はみな活き活きしていますし、目も輝いています。女性の方々皆さん、とってもおしゃれですね。行く度にどんどん変化していくので訪問するのが楽しみです。それと人の暖かさと親切さを感じます。皆さんがいつも心から歓迎して下さいます。ビジネスも民間交流も結局は人だと思います。Know man、どれだけ人を知っているか、言葉や習慣などの壁を乗り越えた日頃の人と人との付き合いが成功を導き出してくれると思います。

――上海や中国に対し、今後、交流の輪をいかに広げていきますか?

 技術やインターネットの発展・普及により世界はグローバル化しています。中国の新しい輸出品の大部分は原料ではなく工業製品です。中国人の勤勉さと価格優位性で中国は競争力のある輸出国になりました。そして中国製品が世界の多くの市場に出まわっています。いまや中国は世界の工場になりました。中国国内に目を転じるとGDPは1996年から2003年まで平均8%程度の成長率を維持しています。中国抜きに経済は論じられない状況です。

 一方、日本においては企業の約99%を占める中小企業は長引く不況で生き残りをかけ中国進出などで収益改善を目指しています。経済学で言う比較優位の原理に基づき貿易を行えば、日中両国お互いがその利益を得られる筈です。例えば、日本には優秀な技術やノウハウがあり、中国は勤勉且つ安価で豊富な労働力があるからという様に両国のいいとこ取りをすればお互いにメリットが期待できます。

 また中国の優位点は単に安価な労働力という面だけではなく、人口約13億人という潜在的な需要の大きさなど他にも色々考えられます。中国は2008年に北京オリンピック、2010年には上海万博というビッグイベントを控えています。更に、西部大開発による経済発展の可能性も高いです。そこで日本と中国がWin−Winの関係を構築できる道があると信じています。我が社としては、まず上海の古き良き友人とパートナーを組み、一歩一歩着実に出来ることからはじめて、目標に向かって挑戦していくつもりです。